結婚 を考えはじめた貴方へ
今回はちょっと毛色の違う話、自分とは直接関係ないんですが、娘のこと、そこから思うことなんかを書こうかと思います。お時間のある方、ちょっと興味を持たれた方には、ぜひ読んで欲しいなぁと思います。
私はもう50歳台のいわゆるおばさんで、娘が2人おります。長女が今年の夏結婚をして、25年間一緒に暮らした家族の元から離れてしまいました。
25歳での結婚とは、今の世的には早い方になるんでしょうか?私自身24歳で結婚したので、歳に違和感などはなかったのですが、主人は早いと猛反対でした。
もちろん歳だけではなくて色んな反対要素もあってのことで、それこそドラマ並みのハチャメチャでナイーブな花嫁の父になってくれました。
でも、私がここで話したいのは、娘の結婚への道程、親を説得してようやくの婚約、そして結婚へと至る、なーんていういわゆる感動秘話なんかではないんです。
娘の結婚感みたいなものが今のご時世では普通なのか、少し誰かに問うてみたいのです。いえ、もはや普通かどうかなんて事は、二人が幸せそうにしているのでどうでも良い事で、むしろこういう時代にはこういうことがアリなんだなと、問うというより伝えたい気がしたのです。
今は婚活という言葉がありますね?
内容はご存知ですか?
結婚のための活動、ですよね?男女が出会うきっかけのために企画されたパーティーや合コン、街コンなどに参加する。あるいは結婚相談所に入るなんてのもありますね?
それって私は、単純に、適齢期になってもパートナーが見つかっていない人がとる活動、という風に思っていたのですが、どうやらそうでもない、ということを実は娘が教えてくれたんです。
娘はなんと、24歳の時、まだ社会人になって2年という時期に結婚相談所に入会しました。 若いうちの結婚願望があるのは知っていました。
でも一生懸命受験勉強をして大学に入り、就活だって頑張って、ほぼ希望通りの会社に入れたのに、なぜ急いで結婚をしたいのか?私には疑問でした。
今の世の中です。せっかく入った損保会社なんです。まだ社会人としては2年位の、いわばぺーぺーが、考えることでしょうか?
そりゃあ、驚きました!
母親からすると、早く言いなさいよ!なら大学なんか行かなくたって良かったじゃない!お金のムダ!花嫁修業でもしてれば良かったんじゃないの!、、、に尽きるんですが、彼女曰く、逆だと言うんです。
女である以上、結婚して、子供を産んでまでは普通に考えること!そこにプラスしたいのは幸せ!自分の考える幸せに近づくには大学、就職は必要なこと!
はっきりそんなことを言ったわけではないのですが、彼女の行動には自分なりのポリシーがあって、それはもう揺るぎなく、相談所に入会して間もなく、彼女は料理教室に通ったり、それは忙しい日々を送ってました。
相談所は結婚相手をみつける場所ですから、それぞれの男女が結婚をめざしています。お互いの素性など様々なことに偽りのないプロフィールがあって、安心感もあって、彼女が理想の男性と出会うまで時間はたいしてかかりませんでした。
と、まぁ、ここまでもよくある話かもしれません。実はまだ本題ではありません。もったいつけているわけではないのですが、、。
彼女は結婚後のある日、独身の女友達と会っていてふと思ったようです。その友達は彼がいるのに、いつも悩んでいる話をする。本当に彼を好きなのか、はたまた馴れ合いで一緒にいるだけなのか、このままでよいのか?など。若いカップル間にはよくあるような話ですよね?
でもその話を聞きながら、娘は別なことを強く思っていたようです!
彼女には、絶対幸せになってほしい!
自分が幸せになったんだから、友達にも幸せになってほしい。色々悩まずにすむ相手を見つけてほしい、、。
その後の彼女の行動は相談所に入会する時と同様、電光石火のごとく、でした。
思いをパートナーに伝えて賛同を得ると、二人で翌日から勉強をはじめ、ついには結婚相談所を開くことにしたのです!!
彼女は言いました。
この結婚相談所を開設すれば、もし友達が新しい出会いを求めるならば力になれるはずだし、これをきっかけに自分の本心、彼との幸せを求めているのかどうかを見極めようと思うかもしれない、と。
そして何より、自分たちはそこをきっかけとして幸せになったのだから、その事実を、相手のまだいない人、或いは見つけたい人、必要な人、相手がいても悩んでいる友達のような人、たちに身をもって伝えることができる。
娘の話を聞いた旦那様の方が、自分たちには天職かも、と思ってしまったほど彼女の気持ちは強く、迷いがなく、二人は結婚相談所を開きました。母である私も驚きのあまりこうして書いてみようと思ったわけです!
自分が幸せだから人にも幸せになってほしい!
彼女の言い分ですが、これって、幸せな人にしか言えないことだと思うんです。違うのかな!?
私は今色んなことがありすぎて、他人の幸せのために何かをしてあげたい、までの気持ちには至れません。むしろしてほしい位(笑)です。
でも、そんな娘たち夫婦の熱い思いは私をも幸せな気持ちにしてくれました。
自分にはできなくても、人が笑う顔、笑顔は繋がっていくと感じますし、とくに娘のような若い人たちには笑っていてほしいとつくづく思うんです。
結婚式に来てくれた娘の友達は、皆チャーミングで、華やかで、生き生きしていて、若いって素敵だなと私には映りました。そんな若い人に笑顔が似合うのは当然ですし、笑顔でいて欲しい。なら、、、。
何を言いたかったのか伝わったでしょうか?
きっかけ です。
どんなきっかけであれ、変わりたいと願う人にはそれはチャンスなんじゃないかってことです。
誰でも持っている理想や欲望、願い、そこへ向かうには色んな努力は確かに必要だと思います。でもそれ以上に、一歩踏み出すきっかけや出会いがあれば目的にはもっと早く近づける、娘が開いた結婚相談所はまさに、チャンスの場と言う気がするんです。
今何気なくここまで読んでくれた方は何かしら悩んでいる方なのでしょうか?
相手の必要な結婚、を意識するなら娘のような考え方は大いにあると思います。
なんたって結婚がすべての世の中ではないし、だからこそ失敗も許される、なら、作られたきっかけでも利用していくのは、むしろ当然かもしれない、って思うんです。
もし、こんな娘に会って話を聞いてみたい、或いは、自分もチャレンジしてみたくなった、という方のために、URLを載せようと思います。
決して宣伝のつもりはないんです。
おばさんからの、なかなか結婚に踏みきれない若者に、その気があるなら簡単かも、とちょっとした提言?です。
確かに初めは、恋愛で結婚するのが幸せじゃないのかだの、そこまでしなくてもだとか、親として色々思いました。でも、相手に出会ってから娘は純粋に恋愛してましたし、単純に恋愛にあったりする年齢詐称や既婚者なんていうリスクにも当たらないことは、親としての安心材料でもありました。
今、辛い日々ながら、エレカシを聞いてがんばってるおばちゃんの話です。おばちゃんでも新たな一歩を踏み出したから、がんばれています。
もし、このブログを読んでくれた方が、これをきっかけに娘の相談所に入ることなったりしたら、きっかけは2乗、私の笑顔も娘と2乗になります。その時は嬉しすぎるので、私からも何かプレゼントを考えます。
来年はカップル目指す、いとも簡単に、ってのはどうでしょうか?